人柱テスト PENTAX RS1000

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最近の広角、高倍率偏重のコンパクトデジカメのトレンドのお陰でデジスコ向きのカメラが
いよいよ少なくなってきました。
選ぶとすると、28mm前後からの4倍ズーム機ぐらいとなってしまいますが、種類は少なく
機能が簡素化された入門機であるケースも多く、なかなか食指が伸びない状況でした。

そんな中出てきたのが、PentaxのRS1000。
スペックとしては画素数はかなり多いですが、普段敬遠している入門機の類です。
レンズは、35mm版換算で、27.5mm〜110mmの4倍ズームレンズなので、デジスコには
そこそこ使えそうですが、その他はW7やP7900が主流だった頃ならともかく、今じゃ手は
出さないような内容です。購入価格も、現在、私が主力として使っているW300を買った
時の値段の1/3程度。

なぜ、こんなカメラに手をだしたのでしょう?
これがやりたかったのです(笑):
デジスコ倶楽部バージョン! アワダチ&ベニマシコバージョン!
このカメラ、着せ替えが出来るのです。
好きな図柄や写真を入れて歩き回ると楽しいだろうなぁ、と。
カメラの横に見えるピンク色の物体は製品に付属しているテンプレートです。
これに沿って切り取れば、カメラに装着できます。
ただ、あまりいい紙を使うと切り取りに非常に苦労します(^_^;)
(よく見るとささくれ立っているでしょ)
早速スコープと接続:
接続方法は、W200の時のようにBR-Z850を強引に装着、と考えましたが無理でした。着せ替え用のアクリル板を止めるネジが邪魔で、傾いてしまうのです。
そのため、ちょっと苦手なTSN-DA4を装着しました。
イメージとしては左の写真のような感じ。
カメラに写真が付いているだけで、なんか印象が違いませんか?

フィールドテスト:

機材構成は以下のとおり。
  スコープ   : KOWA TSN-4N
  接眼レンズ : KOWA TE-9WD
  カメラアダプタ: KOWA TSN-DA4+RS +TSN-DA1
  カメラ     :PENTAX OPTIO RS1000

45倍接眼レンズに、光軸を正確にあわせるのが難しいTSN-DA4、そして曇り空。
テストとしては条件はよくありませんね(^_^;)
まぁ、45倍でそこそこ使えれば、30倍以下ならより快適に使える、ってことで。

まずは、ケラレ状態のチェック
TE-9WDの場合、2ステップ目まではケラレがあります。3ステップ目ではケラレはありませんが、
場合によっては写真のように、カメラと接眼レンズの隙間から入った光の影響をうけます。
テレ側2ステップでは周辺減光が出ていますが、光軸を正確にあわせれば、テレ端だけになると
思います。

2010/10/31 追記:
 光軸がかなりずれていたため、新たに撮りなおしたものに差し替えました。
 接眼レンズとの間隔を大きめにとってしまったため、3ステップ目にも周辺減光があります。
 また、隙間から入った光の影響が大きくなって、コントラストが落ち気味です。
使用感(主観ですのであくまで参考程度に):

基本的にプログラムモードで使用します。いじるのは露出補正やホワイトバランス、ISO感度のみ
なので、やることは余りありません。設定はズーム位置まで保存できるので、電源切れたら
起動しなおして慌しく設定しなおし、ということはありません。
AF速度は平均レベルで特に速くはありませんが、かなり正確です。

液晶ディスプレイは、ピントの山が掴みやすく、込み入ったところでもピントは合わせやすいです。
ただ、色の再現性が悪く、上手く撮れているのか不安になります。

連写はお話になりません。「秒間何枚」という数値を出す以前のレベルです。
感覚としては、E4300で連写をして、5枚目以降の動きと同じ感じです。
テストではSDメモリは、SanDiskのExtreme class10 (4GB)を使用していましたので、
SDの性能を上げても、改善はなさそうです。
高速連写もあり、こちらはさくさく動きます(秒間1.5枚程度?)が、10枚で保存処理に
入ってしまう上に、画素数は500万画素、ISO感度はAUTOとなってしまいます。

総評(主観ですのであくまで参考程度に)

デジスコ用としては、4〜5年前ならともかく、主力で使いたいと思えるようなカメラでは
ありませんが、画質が極端に悪いわけではなく、証拠には充分過ぎるぐらいの絵は撮れます。
DA4等のユニバーサルブラケットを常時使用している人には、「一応使えるよ」ぐらいは
言えるレベルかと思います。

以上、イベントやオフ会のネタには面白いかなぁ、と思って使ってみました(^^ゞ


作例:

画像をクリックすると、オリジナルサイズの画像が表示されます。
光量不足による被写体ぶれ、光軸のズレによる周辺減光(画像右下が暗い)や収差がありますが、
雰囲気はわかるかと思います。等倍で見た時のざらついた感じは、最近のPENTAXの
コンデジに共通して見られる傾向ですね。
2010/10/31 作例追加:
  偏った周辺減光は改善されていると思います。レンズ同士の隙間から光が入ってしまっているため、
  ゴーストが発生したり、コントラストの低下があります。
オマケ:
DSC-W300と比較してみました。
・・・比較しちゃいけませんね(^^ゞ
Pentax Optio RS1000 SONY Cyber-shot DSC-W300