蒸気機関車との出会い
私がはじめて動く蒸気機関車を見たのは、母親の実家にいく途中に見た、後退するタンク型機関車だった。私が生まれたのは昭和49年。国鉄の線路からSLが消えていったのは、昭和50年から昭和51年。だから、見たSLはちょうどSLが廃止される直前の姿だったのだろう。そして、私の記憶もここから始まっている。
・・・というか、はっきり記憶に残っているってことは多分非常に怖かったんだろう・・。1、2歳ぐらいのガキにしてみれば、頭からモクモク煙を吐いてでかい音をだす黒い化け物にしか見えないし・・今の復活蒸機の汽笛をまじかに聞いて泣き出す子供を見てると、やっぱり怖かったんだろうな・・・。